評価:4.5
本業でも在宅勤務というものが増え、家でも仕事をするようになりました。
元々デスク環境は整えていましたので、モニターやマウス、キーボードなどほぼ完璧な整備になっておりました。
参考記事:【在宅勤務】デスク環境とテレワークをもっと快適にするおすすめグッズ
そんな中、ストレートネック持ちなのもありますが、首や肩がこりやすいということが気になっていました。
これを改善するためにはどうすれば良いのかと考えたところ、「椅子が重要なのでは?」と思いました。
また、在宅勤務で平日も座っている環境が増えるとなると、いい椅子でないと腰への負担も大きくなります。
そこで、ついに思い立って高級オフィスチェアであるオカムラのコンテッサセコンダを購入しました。
以下、実際に使用してみて機能の紹介と使用感についてレビューしていきたいと思います。
コンテッサⅡの購入経緯
まずは、数あるオフィスチェアの中から「なぜ、コンテッサセコンダを購入したのか」について簡単に紹介していきたいと思います。
購入を迷った高級オフィスチェアの候補はこちら
まずね、すぐにオカムラのコンテッサセコンダが欲しい!となったわけではないんですよね。
むしろオフィスチェアを購入しようと思ったときでも知らなかったくらいです。
正直に言うと、当初はかの有名な「ハーマンミラー社のアーロンチェア」かコスパに優れる「エルゴヒューマンプロ」がいいかなーと思って試座しに行きました。
自分のデスクとも相談しましょう。
きちんとデスクの中に収まるようにしたかったので、それに合う高さ調整ができるものがよかったんです。
結果、このように収まりますね。
- アーロンチェア 膝の高さもOK タイプB
- エルゴヒューマン プロは良い
- コンテッサⅡ 良かった
- バロン 良かった 膝の高さもOK
- シルフィー
他の候補のものも、高さ調整により、この条件を満たしました。
この前提条件がクリアできるものを絞った上で、最も重要な座り心地ですね。
高級オフィスチェアとなるとお安くはないわけで、ここまでの高級家具なら妥協したくない。
まずはエルゴヒューマンプロ。
- エルゴヒューマンもプロはコスパ良いし、座り心地よかった。
- 他の二つと比べると値段が安い分、耐久性が落ちる。
- ほこりがたまりやすいというか、目立つようになる。
- オットマンもありめっちゃ便利だけど、これあると寝ちゃいそうと思ったのと、ここは潰れやすそうと感じたから。
悪くはない、というよりこのコスパでこの座り心地はすごい。
けど完璧を求めるとちょっと違うかな・・・と思いパス。
残るはアーロンチェアとコンテッサセコンダ。
大塚家具に何回も行ったんですけど、回し者かってくらい、アーロンチェアをおすすめされる。
セールスポイントはメッシュの良さ、耐久性の良さ、保証の長さですね。
確かにね、アーロンチェアも良い!というめちゃくちゃ良い!座り心地も良い!
んだけど、やっぱりコンテッサセコンダの方がしっくりくるんだよね。
このアーロンチェアをめっちゃプッシュされるなか、自分にフィットすると感じた直感を信じてコンテッサセコンダにすることに。
見方も色々ありますが、中古であまり出回っていない=満足度が高く、耐久性も高く、中古市場に出回らないのではと想像しています。
【レビュー】オカムラのコンテッサ2
現在、愛用中のコンテッサセコンダです。
- グリーン×白フレーム
- エクストラハイバック
- クッション座面
僕が購入した仕様が上記の通りですが、結論から言うと座り心地も抜群で疲れにくくなったうえ、外観もおしゃれで今の所とても満足しています。
背もたれのところがメッシュとなっており、通気性抜群です。
このハリ感も素晴らしい。
肩こりや腰痛がだいぶマシになりました。。。
高い価値はありました!
後でも述べますが、カラーシミュレーションもできるのである程度想像はつくのですが、実際にグリーンの口コミや写真を見ることがなかったので、参考になればと思います。
なぜかみんなレッドなんだよなー。
確かに赤色はキレイでした。ちょっと薄い赤色だと思います。
カラーバリエーションが豊富で嬉しい
まず、オカムラコンテッサセコンダのおすすめポイントが豊富なカラーバリエーションです。
下記から好きな色を選んでオフィスチェアを作成することができます。
逆にありすぎて迷いますよね。
下記からカラーバリエーションのチェックできますよ。
コンテッサセコンダの特徴・良いところ
- グリーン×ホワイト×ステンレスの外観がめっちゃおしゃれ。
- 後傾姿勢で使用する人に抜群の座り心地。
- 機能性が素晴らしい
- 受注生産で納期は少しかかりますが、自分好みのカスタマイズが可能。
この外観の美しさ!
この後姿の美しさすごくないですか??
黒フレームもかっこいいのですが、白フレームは絶対におしゃれになると思い、白フレーム×グリーンにしてみましたが、これがどんぴしゃ。
金属でこんな丸みすごくないですか?
これぞ日本の技術の叡智です。
バック・トゥー・ザ・フューチャーのデロリアンをデザインしたことで有名な「ジョルジェット・ジウジアーロ」がデザインしたオフィスチェアとなります。
かっこいい。。。
横から見ても、金属が丸いことがわかりますね。
コンテッサといえばスマートオペレーション
これがコンテッサシリーズの最大の特徴です。
座面下ではなく、リクライニングや座面の昇降がすべて手元だけで完結することができます。
アームレストに付いた左レバーを引けばリクライニング角度の調整と固定・解除、右レバーを引けば座面の上下移動が座ったまま体を必要以上に体を動かす必要なく、簡単に行うことができます。
普通の椅子のように、いちいち手をかけて調整・・・ということはなく、すべて体制を変えずに調整可能なのがめっちゃ楽。
具体的な操作方法はオカムラ公式You Tubeで公開されているのでわかりやすいですよ。
座面も選べ、座り心地も抜群
コンテッサセコンダは座面をクッションタイプかメッシュタイプ、革タイプから選べます。
3パターン選べるのは嬉しいですよね!
おそらく大多数の人は価格がぐっと上がる革タイプは眼中にもない(僕もそうでした)と思いますので、最も悩むであろうクッション素材かメッシュ素材タイプで進めたいと思います。
左が僕が購入したクッションタイプで、右がメッシュタイプとなります。
よく言う、クッションタイプだと蒸れる、メッシュだと蒸れない。
個人的にはあまり裸では作業しないので、どっちでも良いかなと。
よくパンツ一丁や裸で作業をする人は夏場でも蒸れないメッシュがおすすめかと。
そもそも、コンテッサはこのメッシュ構造が特徴であり、座り心地の良さに対して人気を博している。
西陣織の経験値を活かした日本の伝統技術が利用されているものである。
「異硬度クッション」は、座面前方部が柔らかく、座面後方部が硬く作られています。
座面前方部を柔らかくしているのは、太ももの裏が圧迫さを感じないように意図的に柔らかくしている。
これにより、長く座っていても快適に、より疲れにくくなる。
この異硬度クッションのおかげで、しっかりと包まれるようにお尻を支えてくれる感じが好きだったので、メッシュではなく、クッションタイプにしました。
しっかりと体を支えてくれる方が腰にも負担がかからず優しいです。
メッシュ素材も良いので正直ここは好みかと思います。どちらもおすすめです。
バネの硬さ調整
バネの硬さ調整が座面下についているダイヤルでできます。
1が軽くて、4が硬くなるのですが、バネの調整もできるので、リクライニングの起き上がりの楽さも調整できます。
大型ヘッドレストと小型ヘッドレスト
コンテッサには小型ヘッドレストと大型ヘッドレストがあります。
左の写真が大型ヘッドレストで、右側が小型ヘッドレストとなります。
小型ヘッドレストは調整可能ですが、大型ヘッドレストは調整できません。
ここが残念なんですよね。大型ヘッドレストも調整可能だったら完璧だったのに・・・
というわけで、大型ヘッドレストだと固定式ですので、使う人の体型次第であたる位置が悪い人もいます。
僕個人的にはちょうどよく、全く問題ありませんでした。
どちらを選ぶのか迷うのであれば、大型ヘッドレストをおすすめします。
ちなみに同じオカムラのバロンチェアとコーラルチェアは大型ヘッドレストでも可動式で調整可能ですので、座り心地はオカムラが好き!でもヘッドレストはコンテッサセコンダだと合わないかも・・・という人におすすめです。
アジャストアームの調整
肘掛けの自由度が高いのがポイント!!
内側にも寄ることが可能だし、前後にもスライド可能。もちろん高さも調整できます。
というのも、アームレストのところが、上下・左右・角度・前後と4つのディメンションで動くことが可能な4Dアームとなります。
これが高級オフィスチェアの特徴ともなるのですが、調整幅が大きいことが嬉しいんですよね。
これを微調整することにより、作業がめちゃめちゃ楽になります!
今まではこんなアームレストなんて邪魔だな・・・と思っていましたが、自分にフィットさせることにより、椅子の中でもめっちゃ大事なパーツやん!と再認識することができました。
この「ハの字」に角度をつけれるのがめっちゃいい!
内側にぐいっと近づけることができるのが大変重宝しています。
使ってみて感じたコンテッサセコンダのデメリット(後悔ポイントは?)
見たらすぐにわかるのですが、価格は優しくありません。20万円近くして高い。
これが最大のデメリットですね。これさえクリアすれば最高の椅子です。
考え方次第なのですが、購入するにあたりシミュレーションしてみました。
ただ、よくよく計算してみると、20万円近くしますが、10年使えると考えてみましょう。
- 1年で約2万円です。
- こう考えると、1ヶ月で1,666円です。
- さらに1日で考えると55円です。。
安物買いの銭失いの逆ですが、長く使うのであればそんなに高くないでしょ?
デメリットまで行かないんですが、4Dアームで内側に寄せれると書いているのですが、贅沢言っていいですかオカムラさん?
もっと可動域大きくしてください!あとちょっと内側に寄せることができたら自分の作業環境にぴったりなんです!!!
さっきの写真でありましたが、もうちょっと内側に寄せたいんです!!
はい、まだ改善の余地がありますので、どうせならもっとグイっと動かせるようにしてください。
正直、前の椅子からのグレードアップさがすごくて前傾姿勢でも楽だなと思っているのですが、「前傾姿勢が多い人には向きません。」と言われています。
絵描きさんなど前傾姿勢での体制が多い場合はアーロンチェアがおすすめです。
少し大柄な人向けの作りとなっていますので後傾姿勢が多い人でも女性だと「バロンチェアまたはこの旧機種のコンテッサ」がおすすめかと思います。
コンテッサセコンダはコンテッサのバージョンアップなんですが、少し大きめの人にしっくりくるんですよね。なので女性は逆にコンテッサかバロンチェアがおすすめだと思います。
筋肉質の僕には、コンテッサセコンダが最もしっくりきたって感じですね。
バロンチェアも機能はほとんど同じで少し小さいので確かに女性におすすめかと。
ランバードサポートは好み次第!
ランバードサポートはオプション仕様であり、「ありなし」を選ぶことができるのですが、悩みどころです。
実際にありなしを比べてみて、僕の感覚ではいらないかなと思い、導入をやめました。
本当に好みだと思います。
僕の場合は腰がそこまで痛くならない、後からでもつけることが可能
ということでまず最初はいいやとなりました。
コンテッサセコンダのレビューまとめ
高級オフィスチェアを網羅するくらい、いろんなオフィスチェアを試座しましたが、コンテッサセコンダを購入しました。
オフィスチェアを導入したいと思っている皆さんには、ぜひ自分で試してみて、自分の感覚にあったオフィスチェアを使ってほしいです。
結局は自分の座り心地の良さだと思うので、、、
まとめるとコンテッサセコンダは以下のような人におすすめです。
- 長時間、椅子に座って作業をする人に
- 首がこりやすい人にはヘッドレスト付きでおすすめ
- 体型が大きい人におすすめ
- 後傾や座面調整など頻繁に使う人に
体型が小さい人や女性の場合は初代のコンテッサのほうがちょうど合うかもしれません。
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