今ではワイヤレスイヤホンが当たり前になり、さらにノイズキャンセル機能で電車内など騒音下でも音楽や動画を楽しめる時代になりました。
僕はSONYのWF-1000XM4を愛用しているのですが、今までは高いものが正義で、ノイズキャンセル機能は特に高価格帯のワイヤレスイヤホンでないと厳しいものがあると思っていました。
しかし、今回はコスパの良さで定評のあるSOUNDPEATSより、またまたコスパ抜群のワイヤレスイヤホンが出ていると聞き、試してみたのですが、この低価格帯でここまでの性能があるのかと、正直驚いてしまいました。
特にANCの性能が素晴らしいですね。
6,000円台という低価格なのに、ブラインドで値段聞くと、多くの人がもっと高価格帯と言うんじゃないかと思えるくらいのコスパの良さですね。
ということで、実際に試してみてのレビューをお伝えできればと思います。
SOUNDPEATS Mini Proの概要とスペックについて
外箱もおしゃれでかっこいいですね。
本イヤホンのスペックは下記の通りとなります。
製品 | SOUNDPEATS Mini Pro |
---|---|
防水・防塵規格 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive |
重量 | イヤホン約10g / ケース込み約38g |
バッテリー | 最大7時間(ANCで5時間) ケース込み最大21時間 |
ドライバー | 10mm径ドライバー/バランスド・アーマチュアドライバー |
充電方式 | USB-C |
装着検出機能 | ✕ |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
専用アプリ | ✕ |
マルチポイント接続 | ✕ |
価格 | 6,680円 |
再生時間もイヤホンのみで7時間、ケース併用で21時間と長時間再生にももちますのでバッテリー性能はめっちゃいいわけではありませんが、十分すぎる性能で問題なし!
国内で大きなオーディオビジュアルアワード「VGP 2022」金賞とコスパ大賞のダブル受賞している製品ですので間違いなさそうです。
同梱物
- イヤホン本体
- イヤーチップ(S/M/L)
- USB-C to Aケーブル
- 説明書
Mini Proのカラバリは黒と白の王道2つとなります。
今回は白色が可愛かったので、こちらを選択しております。
ちなみに黒はこんな感じですね。こちらもマットな質感でかっこよいです。
Mini Proの外観について
ケース自体は丸みをおびたシンプルなデザインです。
手触りも良いです!
裏面には充電端子があります。USB-C規格ですので嬉しいポイントです。
イヤホンはうどんなしタイプのコンパクトサイズ。
イヤホン本体にはワンポイントでSの文字が目立つ形ですね。好みのおしゃれさです。
SOUNDPEATS Mini Proの重量
公称の重量ともほぼ遜色なく、ケース込みで38gですので、軽さも嬉しいポイントです。
イヤホンだけでも両耳合わせて10gと軽いです。
毎日持ち歩くものなので、軽さは大正義です
他のワイヤレスイヤホンと比べてもだいぶ軽いほうですね!
Mini Proの操作方法
音楽モードの操作
- L/Rを 2回タップ:音楽の再生・一時停止
- Rを 1.5秒長押し:次の曲へ
※曲戻りはなし
コールモードの操作
- L/R を 2回タップ:通話の受信
- L/Rを1.5秒長押し:通話の拒否・キャンセル
- L/R を 2回タップ:通話終了
ANCモードの切り替え操作
- L を 1.5秒間押し続け:ANC/外音取り込み/OFFモードへ切り替え
- Lを3タップ:ゲーム(遅延)モード
レビューSOUNDPEATS Mini Proを使用して感じたメリット
安価で高性能を実現するために、実用的なところに絞って特化しているというイメージを受けました。
というのも、装着センサー、専用アプリ、ワイヤレス充電は非対応となっていて、高価格帯商品の全部盛りというのはさすがに厳しいところです。
しかし、多くの人が最も気にするであろうこと、ノイズキャンセル機能や外音取り込みなどの重要機能については申し分ないクラスです。
アクティブノイズキャンセル機能が強い!
はい、今回使用してみて、最も良かった機能面がここですね。
実際のところ、安いイヤホンと高いイヤホンで差が出やすいのが音質かノイズキャンセル機能だと思います。
基本的には安いイヤホンは音質かノイズキャンセル機能かのどちらかにしか振れておらず、特にノイズキャンセル機能が弱めだと思っています。
しかしMini Proは高級ワイヤレスイヤホンに匹敵するレベルのノイズキャンセル機能があると感じました。
35dbものノイズをキャンセルすると謳っていますが、実際に使用していても、かなり周囲の音を消してくれているので、作業する場合にも騒音は苦になりませんでした。
ただ、高級イヤホンとの差は少しあって、風切り音は消せていないと感じます。風切り音がよく出る場合で使用したい人は注意が必要です。
弱い点も感じましたが、通常使用下ではかなり強めのANC機能ですので、1万円以下のクラスでこのクオリティは正直すごい完成度です。
バランスの良い音質
クリアな音質で、ANCも強いのに音質も良くてびっくりしました。
低音域から高音域までバランスの良さで万人受けしやすいサウンドです。パワフルなサウンドを感じられます。
aptX Adaptiveという高音質・低遅延を実現するコーデックにも対応していますので、対応Androidスマホを持っている人はぜひ活用してみてください。
最近は仕事でWEB会議をする人も多いと思いますが、cVc 8.0ノイズリダクション対応していてノイズを消して自分の声を届けてくれるので、
ちなみに遅延モードもありますので、音質だけではなくゲームをよくする人は嬉しい機能ですよ~
1万円以下クラスでは音質かなり良いです。
装着感はバッチリ
また、イヤホンをつけてみた感じはこの写真の通りです。
正直、落ちやすそうな形かなと思っていましたが、使っていても落ちにくい設計になっていることが感じられました。
なにか食べていて、口を動かす場合も落ちる心配がないのは良かったです。
また、安定感も確保されているのに、長時間つけっぱなしにしていても圧迫感を感じず、長時間使用にも耐えられる仕様になっていて快適です。
接続性も良い
安い価格帯のワイヤレスイヤホンは正直、接続性が悪かったりするものも多いです。
しかし、このMini Proは接続性も抜群でした。
人が多い、東京駅が通勤場所なので検証にはピッタリですが、途切れませんね。
よくよく見るとBluetooth 5.2で最新版であるので、接続性は良いんですね。
ケース収納の際のマグネットの強さもバッチリですので、取り出し・戻しも簡単です。
SOUNDPEATS Mini Proを使用して感じたイマイチだった点
この安い価格ながらも、意外と気になる点が少ない点は素晴らしいと使っていながら感動しております。
気になる点は大きく2つですので、購入の際の参考ポイントとしてみてください。
ワイヤレス充電がない
まずは、ワイヤレス充電がない点です。
最近はワイヤレス充電で充電することの便利さを感じていましたので、あってほしかったな!
ただ、周りの人に聞いてみるとワイヤレス充電する人も少ない感じでしたので、大多数の人にはあまり影響ないポイントかなとも思います。
タッチ操作のフィードバックがない
上記でタッチセンサーの割当を紹介しており、低価格ながらアクション項目もしっかり割り振りがある点は○
しかし、割当に少し癖があるだけではなく、フィードバックがない点がタップされている?と感じることもあったのでリストアップしました。
まあ、この点はすぐに慣れて解決するとは思いますのでそんなに気にする点ではないと思います。
SOUNDPEATS Mini Proレビューまとめ
- 低価格のワイヤレスイヤホンを探しているけど、機能面もバッチリのものが良い
- ノイズキャンセル機能は強め
低価格ながらANCは強く、音質もクリアで良いのでコスパ最強は伊達ではないと感じました。
雑音をカットされてクリアな音声だけが相手に伝わるのはめっちゃすごいです。
安いので、諦めている性能面もありますが、実使用を考えると全く気にならないのではないかと思います。
もしも、まだ完全ワイヤレスイヤホンを使用していない人で、初めてのワイヤレスイヤホンで悩んでいる人は迷わずこれから試してみれば良いと思います。
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