評価:4
今までは、パソコンの電源アダプターはこれ、タブレットの電源アダプターはこれ、スマホ用はこれといった具合に、それぞれの電源容量に対応した「アダプター」を分けて使用する必要がありました。
というのも、スマホ用の電源アダプターのW数では足りなすぎるんですよね。
しかし、今回100WものW数に対応した電源アダプターが出てきましたので、これ1台でスマホからタブレット、ましてやノートPCなどあらゆる機器に対応できちゃいます。
さらに、モバイルバッテリーなど全機器が大容量化が進んでいるので、急速充電でできるだけ早く充電したいのは皆さん同じですよね?
そんな中、Baseusというメーカーより、最新の急速充電規格QC5.0(Quick Charge 5)に対応した充電器が発売されました!
今回はその「Baseus 100W PD 充電器」をレビューしていきたいと思います。
Baseus 100Wの概要スペックと外観
製品 | Baseus 100W PD 充電器 |
サイズ | 約30 × 55 × 67 mm |
重さ | 約170g |
出力ポート数 | 1(USB Type-C x 1) |
USB-C出力 | 5V 3.0A / 12V 3.0A / 9V 5.0A / 15V 5.0A / 20V 5.0A(最大100W) |
最大出力 | 100W |
- Baseus 100W PD 充電器 本体
- 1.5m 充電ケーブル(E-Markerチップ内蔵)
- ユーザーズマニュアル
- 保証カード
- Baseus キャラクター ステッカー
ケーブルまで同梱されているのは嬉しい。
この充電ケーブルは良いやつなので、無くさないように注意!
これは1.5mのtype-C to type-C 充電ケーブルですが、E-Markerチップを搭載しているため、最大100W(5A)まで安全かつ安定して出力することが可能です。
USB PD規格に合わせて、最適な電力調整をしてくれます。
これにより、安全かつ高速な充電が可能になります。
カラーはブラックのみで、100Wが目立ちますが、上質感のあるデザインとなっております。
シンプルでかっこいいですね!
ポートの下に「Quick Charge 5.0」のロゴがプリントされていいます。
大きさは67mm×30mm×55mm と手のひらにも乗るサイズは小さいです。
これで100Wも出るのは驚きです。
そして、重さは実測値で174gと100W対応の充電器としては軽量ですね。
これなら持ち運びも大丈夫でしょう。
プラグが折りたたみになっており、持ち運びやすい構造になっています。
世界初のQuick Charge 5.0対応充電器
Baseus 100Wの特徴が100W対応かつ、「Quick Charge 5.0」に対応している点です。。
Quick Charge 5.0とは?
そもそも、その 「Quick Charge 5.0」 とはなんでしょうか?
Quick Charge 5.0とは最大100Wの高速充電が可能な規格です。
さらに従来よりも10℃低温で充電ができる次世代規格の充電方式です。
Quick Chargeは、Qualcomm社が提供する高速充電規格で、Quick Charge対応のスマホであれば、急速充電できる仕組みです。
今回のGan2 FAST CHARGERは「Quick Charge 5.0」に対応している、つまり最新の第5世代目の規格を搭載していることになります。
まだまだ、「Quick Charge 5.0」に対応している機器が少ないのが残念ですが、以前のQuick Charge 2.0、3.0、4、4+とは下位互換性があるので問題ありません。
どれだけすごいかというと、96Wの供給電力を必要とするMacBook Pro (16-inch, 2019)も約2時間でフル充電可能です。
Qualcommの公式サイト:https://www.qualcomm.com/products/features/quick-charge
【レビュー】様々な機器で急速充電が可能!
このBaseus 100Wは様々な機器への急速充電に対応しているとのことなので、実測してみました。
これでQuick Charge 5の下位互換性もだいたいわかりますね。
iPhone 12 Proへの充電性能を実測
iPhone 12 Pro への 結果は8.938V/1.562A程度、約13.9Wの出力を計測できました。
iPhone12シリーズは最大20Wの急速充電に対応しています。
バッテリー残容量が50%ほどというのと、電流値が上がったり下がったりしているので、こんなものかなと。
iPad Air 4への充電性能を実測
iPad Air4に充電してみました。
結果は15.04V/1.616A程度、約24.3Wの出力を計測できました。
iPad Airは最大30Wでの充電に対応しているので、近い数値かと。
M1 Macbook Air への充電性能を実測
次にM1 Macbook Airに充電してみました。
90%のフル充電時でしたので、電流が最適化されるため、全く出ず。
ただ、19.72Vは出ていますね。
と思ってバッテリーが20%時点でも試してみました。
すると、M1 MacBook Airの最大45Wに近い数字が出てきましたね。最高です。
これにより、E-Marker の最適な電力量を調整してくれている機能もバッチリですね。
調べていると、
AC100~240Vの入力電圧で全世界150ヶ国に対応しているので、旅行好きの人にもおすすめですね!
Baseus 100Wのレビューまとめ
使ってみて感じたのは、このBaseus 100Wは「急速充電できる、かつパソコンまで何でも対応している小型充電器がほしい人」におすすめです。
世界初のQC5.0に対応しているので、充電の速さはトップクラス間違いありません。
ポート数が少ないので、4ポート版もありますので、こちらもおすすめです。
どちらも100W充電器として完成度高いので、間違いないですね。
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