掃除機って色々ありますよね。
自分もハンディタイプの掃除機と布団用の掃除機、普通の掃除機(ロボット掃除機も別にあり・・・)とそれぞれの用途にあった掃除機を持っています。
個人的に布団用の掃除機はマストだと思うし、なくても困らないけどハンディタイプがあればソファの上の掃除などめちゃくちゃ重宝する・・・水拭きもないときれいに仕上げれないので水拭き対応掃除機も・・・と何台か掃除機をもっている人も多いのではないでしょうか?
そんな人に朗報です。すべてをまとめたといっても過言ではない、1台4役もこなしてくれるスティッククリーナーが登場しました。
これで買うのはこれ1台で良さそう。
- 水拭き掃除機
- (乾式)スティッククリーナー(普通の掃除機タイプ)
- ハンディクリーナー(隙間ノズル対応)
- 布団クリーナー
よくオールインワンタイプは個々の機能が微妙だったりすることも多いのですが、ここはさすがDreameブランドです。しっかりとハイスペックで作り上げてきました。
本記事では、Dreame H12 Dualを実際に使用してみてのレビューをしていきたいと思います。使ってみて気づいたメリットやデメリットに触れていますので、購入の参考になれば幸いです。
Dreame H12 Dualの概要
商品名 | Dreame H12 Dual |
最大吸引力 | 16,000Pa |
最大稼働時間* | 水拭き35分 / 吸引60分 |
バッテリー容量 | 6 x 4000mAh |
浄水タンク容量 | 900mL |
汚水タンク容量 | 700mL |
重量 | 5.13Kg |
付属品
- 充電ベース
- 本体
- ハンドル(本体部に差し込む湿式用)
- パイプ(乾式クリーナー用)
- ダストカップユニット(乾式クリーナー用)
- ソフトブラシユニット(乾式クリーナーのブラシヘッド)
- ふとんクリーナー
- 隙間ブラシノズル
- アクセサリー収納スタンド(乾式クリーナー用ヘッドとパイプ用)
- 多用途洗剤
- クリーニングブラシ
付属品ですが、4Way分あるので多いですが収納できるようにスタンドが準備されています。
散らかりがちになるので、このように収納スタンドも最初から付属しているのは良いですね。
Dreame H12 Dual実際の使用感レビュー
実際に使用してみて、良かった点から、みなさんが気になりそうな点、実際に気になった点を含めてレビューしていきます。
ちなみに全体的にかっこいいです。
重量について
まず、みなさんのツッコミどころとして、約5Kgは掃除機として重いんじゃないの?
使ってみたところ水拭き掃除機使用時は自走式のため重さをあまり感じませんでした。この手の掃除機も多くなってきたことからわかってるよ!という方も多くなってきた定評のある自走モードなので懸念ないと思います。
「重い」というデメリットに対して打ち消す自走機能が搭載されています。
ただし、ハンディタイプ使用時には自走モードがないため、ダイレクトに電池分の重さとモーターの重さが出るので重いと感じてしまうと思います。
この点は仕方がないかなと思います。
というのも、掃除で時間がかかるのはリビングなどの床掃除となるのでスティックタイプまたは水拭きでの使用で重さはあまり気にならないと思います。ハンディタイプは残った細かいところ(ソファなど)の短時間での使用なのでそこまで気にならないかなと思います。
ハンディタイプばっかり使用予定の方であればハンディタイプ専用のものを購入されたほうが良いかと思います。
吸引+水拭きはやはり至高。しかも壁際の清掃課題も解決
普通の掃除機と違って、水拭きにも対応しているので、ヘッドがモップになっています。
実際に使用してみた感じは写真より動画のほうがわかりやすいと思いますので、下記御覧ください。
粉はプロテインを使用。液体はコーヒーを使用しています。ビフォーアフターはどうでしたか?
スペックの16,000Paの吸引力から心配はしていなかったですが、しっかりと吸引してくれますね。
水拭き対応だと、お子さんがこぼしてしまったり、ペットがやってしまったりした際に、ささっと掃除機だけで完結しちゃうのはかなり利便性が高いですよ。
やはり「水拭きも同時にしてくれる」のは実際に使ってみるとめちゃめちゃ便利です。
料理をした後に汚れていてもDreame H12 Dualだと濡れている×固形物があっても一気に掃除できるので便利です。
また、動画でも紹介しているのですが、今回のDreame H12 Dualができるようになった最大のポイントが壁際の清掃だと思っています。
従来のこのような水拭きも対応している掃除機は駆動部がどうしても大きくなるので、壁際の弱さがどうしてもありました。
今回は壁際までしっかりと吸引+水拭きしてくれることが検証できました!
さすがに完璧までは構造上厳しいところがありますが、普通の掃除機と同レベルで壁際までしっかりと掃除してくれます。
しかも汚れセンサーが優秀で、汚れ具合を検知してそれに合わせた吸引力に調整してくれます。
セルフクリーニング対応(回転ブラシの自動掃除)
液体タイプの汚れにも対応しているのはめっちゃ便利そうだけど、結局掃除しないといけないんでしょ?
ぞうきんみたいに自分で洗うのは面倒そう・・・
と思う人もいると思います。そんなところにも配慮されていて、自動掃除対応となっているのがめちゃくちゃ有難い。
使い方としては2つのタンクがあるのですが、左のタンクに洗浄液を1カップ入れます。残りはラインまで水を入れるだけなのでセッティングは簡単。
実際に入れる口はこのようになっております。
持ち手の部分にあるこのボタンを押すだけでセルフクリーニングが始まります。(めっちゃ簡単です)
電解水除菌モードも搭載しています。
電解水生成モードがあるので、かなり雑菌対策にも力を入れていることがわかります。個人的には重視していないので割愛しますが、それよりも回転ブラシの洗浄方法と乾燥機能の方が素晴らしいと感じました。
今までの水拭き対応掃除機だと、回転ブラシをいちいち外して乾燥させるのが面倒だったのですが、Dreame H12 Dualでは乾燥機能までついているので回転ブラシを取り外す手間がなくなりました!
これはかなり時短化にも貢献してくれるだけではなく、かなり衛生的になりました。(どうしても取り外し忘れてしまう。。。面倒だし・・・)
手を汚さずモップも洗浄できるのはかなり楽!
これが夏場だと雑菌の増殖が早いので困っていたんですよね。。。
しかも、洗浄時にモップ回転が定期的に逆回転していてブラシ洗浄能力がかなり高いんですよね。
4Way化でさらに便利に!
Dreame H12 Dualでは以下の3つの機能も追加されています。(水拭き合わせた合計で4つの機能)
4Wayのマルチクリーナー化ですね。
左手前にあるボタンを押すと取り外しができます。
そこからアタッチメントを付け加えていきます。
まずは(乾式)スティッククリーナータイプです。
ダストカップユニットですが、フィルターはこのような感じです。
今までの水拭き対応掃除機だと水拭きが絶対についてくるということで、水拭き無しで掃除をかけたいと思うこともよくありました。。。
4Way化で通常の掃除機タイプも使用できるのは良いですね。
吸引力はもちろんばっちりです。
ローラーヘッドも軽く、推進力が強いので、操作性は◎
お次は布団クリーナーです。
布団クリーナーはみなさん使ったほうが良いと僕は思っているので、この際にどうでしょうか?
裏側はこのようになっています。普通の掃除機タイプだと布団やベッドを痛めるので専用のヘッドで掃除をしたほうが良いです。
最後に、ハンディクリーナー用のアタッチメントを取り付けていきます。
左側は細かいところの掃除用、右側は傷つけたくないもの用のハンディタイプとなります。
このタイプはソファーや車の掃除に役立つので捨てがたいタイプなんですよね。。。
実際に使用した後は、カパッと外すだけでゴミを捨てることが可能なので簡単です。
モーター部分がどうしても重いので、推進機能がないハンディタイプだと重いのはデメリットですね。。。
Dreame H12 Dualで気になった点
すでに挙げている点として、ハンディタイプ使用時での重さは気になるところ。
他で気になる点としては
- アクセサリーと充電スタンドの2つ分のスペースでかなり場所を取る
- 重たい(水拭き掃除機すべての弱点ではある)
最初の写真でも出てきましたが、このように2つ分のスタンド置き場が必要となります。右側は充電スタンドなのでコンセントも1口必要となります。
これを確保する場所があるかどうかが重要ポイントとなります。
また、モーター部分を装着したまま左側のアクセサリースタンドに置くとかなり不安定。
危ないので、充電スタンド側に装着し直す必要があります。
と気になった点はすべて上げました。置き場所さえ確保できるのであれば、他のデメリットは許容できると思います。
レビューまとめ
やっぱり水拭き対応なので、フローリングの家で、モップがけもよくしたい人には特におすすめできます。
やはり吸引と水拭きを同時にしてくれるのはめっちゃ便利で時短になります。
正直水拭き掃除機部分だけでもかなり満足度が高いのですが、今回の魅力はなんと言っても一台ですべての掃除機機能に対応できるマルチ機能です。
2つ以上の掃除機機能を使いたい、既に持っているという人はかなりアリだと思います。